私もうつ病だった。これが私のうつ病エピソード。

私はうつ病にかかっていました。

40代後半から約15年間の闘病生活を送ったのです。

最初はなんかだるい、仕事に気分が乗らない、眠りが浅い、仕事のことを考えると気分がふさいでしまうなど違和感を感じたことが最初でした。

ある時新聞にうつ病のチェックリストが載っていたのです。

さっそくチェックしてみたところ、すべての項目が当てはまりました。

「えーっ!俺ってうつ病だったのか・・・。」

なんとなく安心しました。

不調の原因らしきものがわかったからです。

そしてうつ病の治療へ


その頃はだいぶ症状が進んでいて、仕事に行くのがおっくう、体がだるい、しかし眠れない、妻との夜もご無沙汰、物事に集中できない、食事が美味しくない、すきな映画が全然楽しめないなど今までと同じ生活が困難になってきていました。

そう、笑うこともほとんどなくなっていました。

訳が分からなかったのです。

その頃はまだ会社勤めをしていたので、会社には知られたくはないし働かねばな
らないと思っていました。

チェックリストだけでは確定できないし、経験を積んだ精神科の医師でなければ判断できないと書いてあったので、いい医師はいないのかと探すことにしました。

ちょうど通勤途中に病院がありましたのでそこの精神科を受診することにしました。

診察は個室に入り医師と60分くらい問診を受けてました。

30代後半くらいの男性の医師でしたが、ゆったり優しく話す方で、私も落ちついて話せたのです。

診断はうつ病でした。

投薬で治療を始めることにして、不眠もあったので睡眠導入剤も同時に服用することになりました。

抗うつ剤は服用して2週間後に再診する。

薬の効果を確かめながら、調整していく。

個人個人症状も様々なので、処方する薬も違います。

薬の効果も一人一人違いますので、合う薬が見つかるまで待つしかないのです。

ですから、医師との信頼関係がとても大事ですね。

私を担当していただいた医師は、本当に信頼のおける先生でした。

患者の話をじっくり聞いてくれる。

病状や生活の相談にも真剣に向き合ってくれる。

できることはできる、できないことはできないとはっきり言ってくれる。

わからないことは文献を調べてきちんと回答してくれる。

などなど、とてもいい医師に出会えたなあと思います。

同じうつ病にかかっていた知人も信頼できる医師に出会えるかどうかが、この病気が快方に向かうためのカギだと言います。

ですから、人間として信頼できないなと思えば医師を替えるのもありだと思います。

関係が悪くならないように適当な理由を考えて、紹介状(医療情報提供書類)を書いてもらうのも必要ではないでしょうか。

それまで服用した薬の名前がわかるようお薬手帳もきちんと取っておくことも大事だと思います。

私の場合一般に言われているうつ病の症状と違っていることが一つだけありました。

それは自殺願望がなかったということです。

小学生の頃、あることで死への恐怖を身近に長期間感じたことがあったのですが、そのことが影響しているのかもしれません。

生への渇望が心の奥底にあるからなのか、自分から死にたいとは全く思わないのです。


うつ病になったらどうするか。


いずれにしろうつ病になりやすい人は、真面目、几帳面、完ぺき主義、責任感が強い人と言われています。

そういう人全員がうつ病になるのではなく、一つの要因として考えられるということです。

心をおおらかに持って、考えすぎず、仕事は仕事、プライベートはプライベートと頭の切り替えをやる。

そのことが必要ではないかと経験から思います。

そして、うつ病になったらまず休むことです。

病気なんだから休んで当たり前です。

外からはわかりにくい病気ですが、人に遠慮することはありません。


回復したらまた元の生活に戻れます。

そのためには休むこと。

家族や職場の人たちなど、まわりの人に救いを求めましょう。

病気なんですから。

困ったときはお互い様です。

私の場合初診から15年で回復しました。

薬ももう飲んではいません。

人によってはずーっと飲まねばならない人もいます。

それでも、普通の生活が送れることが大事なので、そうするための手段だと思えばいいのです。

自分や家族の方に異常を感じたら精神科の医師の診察を受けることです。

素人にはわかりませんし、治療も一律ではありません。

まずは医師に相談する。

これが一番大事です。


精神科の医師は患者の話をゆっくり聞いてくれますので、いろいろ話してみてください。

すべてはそれからです。

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