家の猫のロクは、お散歩好きであります。
生まれてから2カ月ほどは、親のもとで育ったのですが、その時は自由に外に出ていられたのです。
家に来てからは、近所には猫の嫌いな人もいるので、外には出さないことにしました。
完全室内飼いをすることにしました。
外歩きを始めた猫
1歳になるまでは、完全室内飼いに成功していました。
しかし、1歳の誕生日を過ぎてから、「外に出たい!外に出たい!」と激しく要求するようになってきたのです。
我が家には、野良猫が2匹、毎日のようにエサをもらいに来ています。
当然我が家の猫とは顔なじみというか、網戸越しに鼻をクンクンさせている仲です。
それに影響させられたのか、誘われたのかは知れませんが、ある時開いた玄関から脱走してしまったのです。
もう一匹も外へ行ってしまった。
ミミはロクとは違いおしとやかなので、外には出ませんでした。
ロクはしばらくは家の周りをウロウロしていましたが、そう遠くには行かず、間もなく帰ってきました。
しかしそれがその後のロクの行動を決定づけてしまったのです。
それから、しばしばすきを見て脱走を繰り返したのです。
そのうちに、決して外へは出なかったミミも、ロクと一緒に外出するようになったのです。
うちに来る野良猫を先輩と思っているらしく、ロクはその後をついて走り回っています。
ミミは近所の縁の下の通風孔がお気に入りらしくて、そこへ入ってしまいます。
ロクもミミもだんだん手におえなくなってきました。
だんだん手が器用になった
ロクは手が器用で、玄関の引き戸を軽く開けてしまいます。
網戸は最初は開けられませんでした。
それで、爪を使い網戸の下側を破り、脱走してしまいました。
そこで、網戸を張り替えてみたのですが、張り替えた1時間後にまた破ってしまいました。
そこで、建具屋さんに頼み、ガラス繊維でできている破れにくい網戸に張り替えてもらいました。
今度は大丈夫と思った2時間後、また取付ゴムから外して、脱走したのです。
こうなったらと、網を止めているゴムをゴムの上からコーキング加工してもらったのです。
今度は大成功!
なかなか外には出られなくなりました。
と思ったのもつかの間、建具屋さんが気を利かせて、サッシの開け閉めがスムーズになるようにと、下部のローラーを交換してくれたのです。
それがあだとなり、手先の器用なロクは爪を網戸の外側に引っ掛けて、楽々開けて出て行ったのです。
当然、ミミもその後に続きました。
まだまだ続く猫との知恵比べ
やむなく金工ドリルでサッシに穴をあけ、針金を通し、カギに加工してやっと脱走を止めることができるようになりました。
しかし油断は禁物。
自作のカギなもので、造作が悪く、時々かからなかったりするので、脱走されます。
ロクは頭がよくて、カギを何とかすれば、外に出られるだろうとわかっているらしく、カギに飛びついています。
そのうちにカギの開け方を突き止め、脱走するのではないかとヒヤヒヤしているところです。


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