空手を中年から始めようと思っている方、いませんか?子供さんと一緒にはじめる方もいるかもしれません。
私も30代の後半から始めたのです。もう40歳は目の前でした。
きっかけは、小さいころから強さにあこがれていたからです。
でも習うチャンスがなく、ずいぶん遅くなってしまいました。
思い立ったが吉日で、いつから始めても遅くはありません。
これは経験している私だから断言できます。
もちろん若い人とは体力も違いますし、目標とするものも違うと思います。
でも、それは個人個人が違うように目的も違って当然ではないでしょうか?
いろんな道場を見学して話を聞いて自分の感覚に合うところを選べばよいのです。
私の空手稽古について
あなたの空手修行の参考になるかもしれませんので私がN先生から教わった稽古の方法の一部をお話ししたいと思います。
以前にも書いたのですが、私の空手の師匠はN先生です。
ニューヨークと生まれ故郷の東北の地方都市に二つの道場を持ち、アメリカと日本を行ったり来たりしながら指導していました。
先生がニューヨークに行くときは代わりに先生の内弟子のS先輩が指導してくれました。
N先生の空手は、年を取ってもできる空手です。
先生はもともと極真にいた方で、試合中心に展開していった組織から離れ、武道としての空手を追及していた方でした。
ですから、いくつになってもできて、身に危険が迫ってきた時に役に立つ空手を教えてくれたのです。
稽古はもちろん厳しいですが、そこは自分の体力や技術に応じて強度や稽古の仕方を変えていました。
稽古で大事なこと
稽古のポイントは、大きくゆっくり行うことでした。
基本の動きを正確に大きくゆっくり覚え、小さく速く使えるようにしていくことが大事でした。
威力のない突きや蹴りを何発出しても役に立たないので、組手をやる時、最初は正確にゆっくり体重を乗せ相手に当てていく、まさに粘土をこねるような稽古だったのです。
巻き藁突きも、速く思いっきりやるのではなく、体軸をぶつけるように、ゆっくり体を左右入れ替えながら軽く突いていくのです。
ですからあまり疲れずに何百回と突けるのです。
N先生は一日に何千回とついていました。
ウェイトトレーニングもバーベルだけでなく、自然石とか木の切り株とかを使ってやるのがよいと言われました。
そうすることにより一部の筋肉でなく、全身の筋肉が鍛えられるのだそうです。
私は空手の稽古だけで精一杯だったので、そこまでのウェイトトレーニングはやらなかったのですが、今考えるとやっておけばよかったと思っています。
空手から人生の大事を学ぶ
いずれにしろ大きく学び小さくまとめる。
最初は数の稽古だけれど、それを繰り返すことによってその数が質に変化するというのは武道に限らず、一般社会での学びに共通するものではないでしょうか?
この文章があなたの修行の役に立てば幸いです。


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